私物のレコードやCDを持ってきた島倉にマーティも「素晴らしいじゃん!」
【大滝詠一論1】
https://news.livedoor.com/article/detail/20006591/
【大滝詠一論2】
2021年4月25日 10時0分 東スポWeb
https://news.livedoor.com/article/detail/20087479/
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世界的に有名なギタリスト、マーティ・フリードマンが、平成生まれのアイドルと昭和の歌を語る連載。今回からは昭和歌謡好きで知られるBEYOOOOONDSの島倉りか(20)が登場。島倉が毎日聴くほど大好きな大滝詠一さんの曲を聴き、マーティの音楽愛スイッチが「ON」に!
(※中略)
――最初のテーマを島倉さんの私物から選びましょう。ちょうど発売40周年、日本の音楽史に残る重要なアルバムがあります。大滝詠一さん(1948~2013年)の「A LONG VACATION」(81年)です
マーティ これはシティ・ポップのですね。聴いたことはないです。
島倉 大滝さんはマニアックな方で、海外の楽曲の影響をすごく受けてるんですよね。
――そのあたりもマーティさんにどう聴こえるか楽しみです。最初はアルバムのオープニング曲、日本のポップス史上最高のイントロから始まる「君は天然色」です
マーティ(イントロを聴きながら)これは完全にザ・ロネッツですね。フィル・スペクター(1939~2021年、プロデューサー)の音。僕の好みのど真ん中です!(歌が入ってから)いきなりビーチボーイズのモチーフになったね。
島倉 大滝さんはビーチボーイズが大好きだったんですよね。
マーティ 本当ですか。素晴らしいです。(Aメロを聴きながら)これ完全にフィル・スペクターのクリスマス・アルバム(初出は63年)のモチーフですね。
島倉 そうなんですね!
マーティ だけどそれを再現するのはかなり難しいです。相当の天才じゃないとできません。音をいろいろ重ねるんですよ。ピアノ、コーラス、弦、パーカッション、タンバリン…。かなりセンスが良くて、このジャンルに対する愛がないと、ここまでのものは絶対にできません。きっと山下達郎さんは僕よりずっと詳しいと思います。
――その山下達郎さんをデビューに導いたのが大滝さんです。山下さんの師匠みたいな人です
マーティ そうなんですか。僕はこのサウンド大好きです。
(※中略)
マーティ マニアな話、していいですか。ビーチボーイズの「サーフィンU.S.A.」(63年)をカバーしたリーフ・ギャレットというアメリカで人気だったアイドル歌手がいたんですよ。1970年代後半に「サーフィン――」や「浮気なスー」(オリジナルはDION、61年)みたいな50~60年代の曲を、バージョンアップしてカバーし、ヒットさせました。この曲を聴いてそれを思い出しました。
――バージョンアップによる味付けの妙を、この曲から連想したんですね。ギャレットは日本では「ダンスに夢中」(78年)や田原俊彦のデビュー曲「哀愁でいと」(80年)の元曲の歌手として知られてます。まだサビまで到達してないのに、こんなに様々な名前が出るとは…
――マーティさんが大滝さんの曲からリーフ・ギャレットを連想するとは…
マーティ ちょっと話がそれるけど、ギャレットはいわゆるアイドルでした。そのスタイルが日本のアイドルの世界に近いと思うんです。
島倉 そうなんですか?
マーティ カワイイ男が、1950~60年代のハッピーな定番曲をバージョンアップして歌って、バックではセッションのトップクラスの人たちが演奏してました。この3つの要素=カワイイ人が前、ハッピーな曲、スーパープロが演奏。これは日本のアイドルのフォーミュラ(やり方)と同じです。とてもいいフォーミュラだといつも思うんだけど、アメリカでは寿命が短くて、70年代中盤ぐらいだけでした。でも日本ではこのフォーミュラがどんどん進化してるじゃん。
――確かに日本のアイドルは70年以降、長くそのスタイルです
君は天然色って曲は東北新幹線の岩手県内にあるどこかの駅で発車メロディの曲だよね?
新幹線好きには有名曲なんだろうね
ぜーんぶ洋楽のパクリやで
マーティン分かっててリップサービスしてるだけやん
アメリカみたいにセリーヌ・ディオンやアデルのような超才能がある人ひとりをメインにするより、才能、憧れだけじゃなく、みんなが役割を持って、素晴らしいチームワークで取り組んでいる日本のスタイルの方が面白いし、楽しめます。この曲を聴いて、そんなことを思い出しました。
――まだ半分ぐらいしか聴いてないですが、大滝さんは曲の中に、マーティさんを刺激する要素を多数込めていたんですね。ではサビまでいきます
マーティ(♪色をつけてくれ~の後)このキメもフィル・スペクターのキメですね。
島倉 え~、そうなんですね! おもしろい。
マーティ(♪うるわしのColor Girl~のところ)このGirlも、フィル・スペクター定番の歌い方です。
島倉 へ~! 大滝さんの声はどう思いますか?
マーティ 最高に好きですよ。聴きやすくてすてきな声です。
(※中略)
――マーティさん、声以外の部分は
マーティ フィル・スペクターをここまで再現できるのが、僕の心をつかみます。僕の好きな音楽を彼も愛していたのが伝わってきます。
たぶん、レコードコレクションも似てると思います。今聴いたのはなんていう曲でしたか?
島倉「君は天然色」です。このアルバムです。
マーティ 僕は持ってないから、この後、このアルバム買います。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
これだけ日本にいてこのアルバム聞いたことなかったってのも意外だなあ
> 島倉「君は天然色」です。このアルバムです。
> マーティ 僕は持ってないから、この後、このアルバム買います。
今知ったんかーい!
大瀧詠一も知らんかったのかよ…
けっこうマニアだと思ってたから意外だなあ
とくにシティ・ポップは世界的に流行ってるのに
>>431
松田聖子の歌はあなたに会いたくてが一番良いと言う奴だぞ
メタル脳に期待しても無駄
同じ感想
マジこれショック
都はるみが大好きでメガデスで来日した時に偶然出くわした北島三郎知らなかったからね
ピーター・バラカンも日本の音楽詳しいけど、
自分が来日する以前の音楽は全く知らないんだってな。
だからGSとか70年代前後の日本のロックも全く知らない。
日本ぽい音楽に興味あるんちゃう?
こんなん日本語の洋楽やから
海外で日本のシティーポップが人気!とかいうの見て
「ほかに良い曲たくさんあるのに、なんでその曲?」とおもったわ
最近流行ってるのは
松原みきの真夜中のドアだよね
結構前だけど80年代以前の日本のポップスはどこかで聞いた洋楽の二番煎じばかりで魅力を感じないって言ってたからな
少なくとも以前のマーティーにとってのJポップは90年代以降の流れを指すものだったと思われる
とはいえ最近のシティポップの掘り起こしでこのあたりのニューミュージック世代を無視できなくなったというのはあるんだろうよ
この曲を歌詞を全く考慮にいれずにここまで元気よく考察できるのも凄いな
歌詞が悲しすぎて聞いてたら泣けてきちゃう
松本隆が直前に亡くなった最愛の妹さんについて書いた歌詞なんだよね
ショックで書けなくなったのを大瀧詠一が書けるようになるまで待つからと言ったとか
後から妹さんの事を知ってそりゃ聞いてて悲しくなる訳だな…って納得したよ
この爽やかにも感じる曲調になんてことないように歌う、そこでこの詞っていうのがもう
初めて知った
昔から好きな曲だったのに
教えてくれてありがとう
アメリカで死滅しそうなロックのただの屍だぞ
正直な感想を述べてほしい
マーティはやさしいね
君は天然色なんて向こうの業界人が聴いたらすぐに元ネタ分かりそうだけど
とぼけてるんだろ
優しさなのさ
日本人だとすぐ「パクリって言うな!」と感情的になる人が多い
いわゆる今流行りのシティポップも、YouTubeのコメントで日本人だけパクリパクリと騒いでたよ
「海外で人気」ってことになってから大人しくなったけど
90年代のミスチルとかもずっとパクリパクリ言われてた印象
まあ実際にエルヴィス・コステロとかパクってたんだけど
次は自分だと思うと言ってどういうのを作ればいいか聞かれたのでジェイディーサウザーのレコードを聴かせてこういう感じにやれば売れると思うよと松本隆はアドバイスをした
アマゾンミュージックとかに、ないんだよなあ
Apple musicにはあるよ
最近サブスク解禁になったよ
歌詞がはっきり聞き取れないよね。なんかもやる。
引用http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1619337649/0-